一人残されたリュリュシェゾは口づけられた時に何か持たされた気がし、そっとそれを覗き見る そこには小さな紙の切れ端があり、 "僕の部屋に来て" そう、書かれていた 「なんでシェゾ様はこれを?」 行くはずがない そう思うのが普通のはずだ それなのになぜ? シェゾの行動に頭を悩ませるものの、リュリュカは紙切れを捨てようと決め、ポケットにしまった 「それよりも魔王を探さなきゃ」 止めていた足を動かし、リュリュカはまたゼロを探し始める