「 それに この街の人達も 感染してないわけじゃないよ 」 「 ――― え?! 」 食べ終わったユウくんは 畳の床に、体を伸ばした 「 ―― "そんなもの見えない"って ずっと周りには言われてたけど 俺、昔からヘンな粒が たまに空から降って来てるの知ってた 」 「 … ヘンな、粒…? 」