空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜






「 … 何度も言わせんなよ
言い慣れてないんだからさ 」





「 … な… ちょっ…
な、なんで知ってる?! 」



「 …そうでもなければ
あんな怠い、死にそうな時に
わざわざこんな所まで来るわけないだろ 」





「 ―――… ボ… 俺は… 」



「 …"お父さんはスキャンダル狙いの
悪い人達に騙されたんだ"って
母さんが言ってた

酔っ払って起きたら
横に女が寝てたんだろ? 」



「 ――… 」



「 … "あの人は、お酒弱いの
それでそんなの無理なの
ずっと一緒にいたからわかる

それなのに勝手に責任感じて
姿消すとか、ばーかばーか"ってさ 」



「 ――… 」



「 今も、一人でいるよ

親父と新婚旅行に行くはずだった
オーロラの見える家に、ずっと住んでる 」





「 ――……… 」





「 … 泣いてないで、支度しなよ


ロボットなら十五分くらいで着くし
今からもう一回、プロポーズの台詞

原稿用紙にまとめて、考えておいたら? 」