空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜






この地域一帯だけだけど

瞳を閉じ "思う"だけで
天気を 思うように操れるのだ





ユウくんがテレビで
かわいい女の子に見入っていると
たまに突発性の
激しい雷雨が発生するのはご愛嬌





ユウくんも
元のロックアーティストに復帰
最近は新曲を、一生懸命に作っている





そんな事を思っていたら
件のユウくんが
縁側の方から帰って来た



「 おかえり! 」



「 …… ハザマさん ちょっと 」





だるそうに
髪をかきあげる仕種

鎖骨の辺りを掻きながら
ちょっと真剣な表情で
ユウくんは、ボクを呼ぶ ――――