空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜







電車の、カタコト走る音が聞こえる



船にいた人達も、基地にいた人達も
普通の生活に戻り

駅長さんも今
新人車掌さんを育てていて



今朝も、改札前の掃除をしながら
"駅長室で、将棋をするヒマもない"と
うれしい困り顔で、笑っていた





「 よっ!!おけえり!!

――― しっかし暑いなあ

そうだ、アイちゃん
ちょいと今日も、お湿り頼むよ 」



「 はい!

何時頃がいいですか? 」



「 う〜ん… そうさなあ
夕方くれえが、ちょうどいいか
テレビでテロップ、流しとくわ 」



「 はい! 」





そしてアイちゃんは

ちょっと不思議な 女の子になった