「 …"私"には、人を襲う意志などない 太陽の光を浴びたいだけ ただいつも、空に 手を伸ばしていたいだけ それをやみくもに塞いだのは おまえたち"人間"だ そしてある日 電気…電子 大気に漂う、涙、水分、人の産む海 それを伝って地に 膨大な意識が入り込んで来た ――― "届かない" その悲しみの融合 新たなる自我 それが、『私』―――― 」