風圧と轟音に身を縮め ふたたび目を開くと もう、ロボットの姿はなくて 空を見上げると、鳥みたいな影が見えた 残ったのは 焚火の後とか 何かを燃やした後に嗅いだ ケムリみたいなニオイと 『 射出成功 』に続く 色々な場所と連絡を取り合う たくさんの、落ち着いた声 ボクの知ってる オーケストラとか、ハデなBGMのない 思っていたより、とても静かな 戦争の始まりだった