駅長さんは三宅さんから そのカルテみたいな物を 少し、難しい顔で受け取る そしてしばらくしてから 口をポカンと開いて 三宅さんの顔を見つめた 「 …… これは!! 」 「 そうです 僕らが子供の頃にも 貸し本屋で一番人気だった 鮎杉奏子の『フクロウは眠らない』 片田舎の少年少女たちが 秘密基地でロボットを見つけ 悪の組織"H"と戦うジュブナイル ――… それがそのまま 全文、打ち込まれていた 」 それ、ボクも知ってる ―――