トライアングル

あきらかにいつもの拓馬さんじゃなかった
まわりが。。。さわがしい。。。


 

「いまね、飲み会してるの」

・・・飲み会?ダメだ。頭が回らない…。

「もしもし~?井出雅人です♪」

!?誰かにかわった!?え!?どうなってるの!?
頭が混乱して、息が苦しくなる。目の前が朦朧とするなか、

元カレに襲われた日や、従兄に襲われた日の、『男』に対する恐怖心が
次々によみがえった。

電話のむこうで、男の声がする、、、いっぱいいる。
拓馬さん?なんで拓馬さんじゃないの??


机に置かれた精神安定剤を取ろうとしたけど、体が動かない。
私は狂い始めていた。涙が溢れ、やっとかわった拓馬さんの声でさえも
怖くて声さえもでなくなった。

グンと熱が上がる。薬にてが届かない…、

拓馬さんの声っ周りの男の声・・・。怖くて、怖くて、
手が振るえた。


なにも言えない。電話のむこうで、
「もしもし~?もしもし?」

とだけ、、、聞こえてきた。

「あとは、メールにしようか」

拓馬さんがそう切ってくれたおかげで、
電話を切ることができた。男の笑い声が頭に残る。

あんなに好きだった拓馬さんさえも怖くなるくらい、
私の頭は逝っちゃってた・・・。