トライアングル

日曜日。
この日は、特別な日。。。今日、私は髪を切る。

拓馬さんのためとか、そんなんじゃなくて、
皐に告げるためと…。それから、悠さんじゃなくて…拓馬さんを好きになるため。

カミングアウト?けじめ?まあ・・・そんな感じ。


美容院に着いた…。
イヤダ~帰る!!やっぱり帰る;;!!

なんて思ったけど、頑張って入った。

「ご予約の小林様ですね?」

店から顔を出したのは、若い…男の人・・・、、!?男!?
男だ;;どうしよう・・・ママは、、、帰ってるし;;

「・・・緊張しなくて大丈夫ですよww?」

いやっ緊張とかっそんなんじゃない><!!
私っ男の人っ怖いんですっ・・・。

なんて言える訳も無く・・・。

「じゃあ・・・髪型決めようか^^何?ショート?ボブ?」

さすが…話のすすめかたが上手い…。えェい!!もう思い切っちゃえ!!

「・・・・・・。あの!!バッサリ切っちゃって下さい!!」

いきなり私が言い出したから・・・。
美容院の男の人たち全員びっくりして私を見た。

私を担当していた、20いったばかりって言う、若い男の人は、

「・・・。いいの?綺麗な髪してるのに…ほんとに切る?」

って聞いてきたけど・・・私は黙ってうなずいた。

「よっし。じゃあ切るかっ!!」

威勢をよくその男の人は立ち上がると、今にも泣き出しそうな私の頭をクシャクシャって撫でて、シャンプー室へ案内してくれた。