常冬の青春に恋をした!?

正式じゃないにしろ、

俺は彼女と付き合うことになった。

だったら、知らない彼女のことを知って、

少しでも近付こう。

近くに行けば、

彼女の興味を引くことが出来るはず。



俺はそんな思いを抱きながら、

4限の授業を受けるために

教科書を取り出した。

午後の授業が始まる前から、

早く放課後になってほしいと思いながら。