意外と素直じゃん。 荒れてたとは思えない。 まるでそれが嘘みたい。 『いいって事よ♪ 俺達、青春してんだしよっ』 悠緋は私と瞬夜の肩に腕を乗せた。 いわゆる肩を組んでいる… 「瞬夜は自分が弾きたい時に、ギター弾けばいいんだよ?」 『わかった♪』 よかった。 瞬夜にまた笑顔が戻った。 と、同時に高まる鼓動。 心臓が煩い。 瞬夜を見るたびに、ドキドキする。 私、本当に恋してるんだ。