「私、アコギ弾いてるから」 私は小6からギターを独学でしていた。 一度は諦めた。 けど、なんかまたやりたい!って思った。 『マジ? 女子でギター弾けるとかかっけ』 「そう?」 女子はギターあまり弾く人いないし。 私がギター弾ける事は悠緋しかしらない。 まぁ人前では演奏しないから… 『あぁ、何か話し合うし嬉しい』 そう言いながら、瞬夜はフェンス越しに立った。 その瞬間、なんだか甘い香りが漂った。 この香水…──