せっかくのチャンスが。 私が急いで階段上ろうとしたから… 「行きたかったなぁ」 瞬夜が2枚とってくれたチケット。 しんみりと見つめてみた。 『でも、いつか行こうぜ!』 「うん!絶対だよ?」 『あぁ』 互いに笑顔になり、笑い合った。 瞬夜もデート… 考えてくれてたんだ。 それだけで嬉しい。