---------優空side------

頭が痛い、しんどい。けどせっかくの日なんだから笑顔でいないと!って思ってたのに・・・先輩にバレてたみたい
ケーキを取りに行く時に手首を掴まれた

「ぇ?・・・」

「熱あるだろ」

自分のおでこと私のおでこを重ね熱を計る。やばっ!熱あったとしてももっと上がるよ・・・沸騰しちゃう

クラッ

「ん・・・すいません。せん・・ぱい」

ヤバイ、呂律が回らない。最悪だよ・・・先輩の誕生日に

「喋るな。今から看病してやる」

「・・・いいっです」

先輩、看病なんてしたらうつっちゃいますよ。
ぁー頭がくらくらしてきた。ガンガンしてる・・・

先輩は軽々と私を抱き上げ私の部屋へと入る。ぁー部屋は先輩の写真とかあるからちょっと恥ずかしい。けど、今そんな状態じゃない

「俺の写真ばっか」

フッと笑いベットの上へ寝かされる。今、ボソッと愛されてるなって言ったよね?先輩


「あの・・水、飲みたい・・・です」

ぁあ。先輩の誕生日なのに、こんな命令みたいなする形になって本当に申し訳ない

「とってくるな。冷蔵庫開けてもいーか?」

「どぉぞ。すいません」

ゆっくりと目を閉じ、目を休める
昨日頑張りすぎたのかなぁー?