「ココです!家」
俺分かるよ。アイツ、絶対しんどい。けどちょっと見守るか、今言っても「大丈夫です!やらせてください!」って言うよな・・・
「ぅわ。すげ・・・」
コイツの家は“誕生日会”ムード一色!先輩おめでとうと書かれたプレートに、カーテンには風船が付けられてるなど、コイツ・・・すげぇな。
「はい!コレ、プレゼントです」
いつの間にか誕生日帽子っつーの?なんかかぶっていた。
「開けていい?」
「どぉぞ!」
ニコッと笑顔で見つめられる、俺は綺麗に包まれた箱を開ける
「コレ・・・」
「香水です!私がカスタマイズしたんですよ♪」
匂いを嗅いでみるとすっげぇ爽やかな匂いで俺が好きな匂いだった。
って優空顔赤いし・・・コレは照れてるんじゃなくて熱だな、早く寝させねぇと
「すっげぇー嬉しい。つけるな?」
「はい!ありがとうございます!」
その香水を手首につけて匂ってみる
「ん~!やっぱ先輩って感じですねぇ」
小さくため息をついた優空、大丈夫かよ。
「じゃあケーキ取ってきます。」
「おい、オマエ熱あるだろ?」