「優空ちゃん、起きて。優空ちゃん起きて」

朝、お母さんの心地よい声が聞こえる

「ん・・・。何」

「早く起きなさい。」

「ん・・・今、何時」

布団から手を伸ばし伸びをする
ん~・・・。

「10時よ。」

「ぇ?!10時?!」

嘘?!早く支度しなきゃぁー!!
8時間半寝てるし。

「お母さん!出かけてくれるんだよね?!」

「うん。そぅよー、楽しんでね」

「はいはい!ありがと!」

急いで服を出して着る、
お母さんが家にいなくなるからラッキー!お兄ちゃんとお父さんは2人で男会するんだって。


いつの間にかもう13時前、早く出なきゃ

「じゃあ行くね!」

「はぁ~い」

ブーツを急いで履いて外に出る

グラッ

「ん・・・。」

また目眩だ。・・・大丈夫だよね!