「やっぱ香水がいいかもなぁ」

先輩は香水つけてないと思うけどいつもなんか爽やかぁって感じの匂いがするんだよね。
スゴイよねぇ。先輩・・・清潔感な匂いがする!

「ぁ!これいいじゃん!」

「ぇ?どれどれ?」

ぉ!めちゃくちゃいいじゃん。
それは1つの小さい香水ショップ、壁に貼ってある宣伝チラシに「自分でカスタマイズ!香水!」というポップな感じで書かれている

「スゴイ・・・」

色々な匂いの液が置かれている。
私たちはソレを両手に持ちながら匂う

「ん~・・・これは?」

真美が私に“ザ・先輩”って言う感じの爽やかな匂いの液を持ってきた

「ぅわぁ。いい匂い、先輩っぽいね」

「でしょ?」

本当に癖になる匂い。この匂いで先輩に抱かれたら・・・あぁ!せんぱぁいってなっちゃいますね。

「それにこの液を入れてもいいよね♪」

私が好きな匂いを真美に差し出す。すると真美もニッコリ笑ってくれた

「じゃあこれにしよーっと!」

「うん。絶対喜ぶよ!」

私はそのセットをレジに持っていき、お会計をした