「・・・う!優空!」

「ん・・・」

頭上から名前を何度も呼ばれる
誰・・・?

「優空!」

「ぁ、真美・・・」

目をゴシゴシとこすりながらブツブツと話している真美を見る

「何?」

「何?じゃないでしょ!もう放課後、早く見に行きな」

「ぇ?!もう放課後?」

「そうだよ!」

チラッと校庭を見ると先輩は練習中

「早く!」

「ヤバイ!寝てたんだぁ。」

私は目を閉じただけなのに寝てたみたい。
ぁ~!早く行かなきゃ

「真美じゃあね!ありがと」

「いぇいぇ、じゃあね」

急いで鞄を持って外に出た

ぁ~!ヤバイ、怒られたりしないだろうけど先輩待っててくれてるんだもんね!
急がなきゃぁー!