「ありがとうございます・・・」
はいと私に袋を渡す
「この前のネックレス、絶対付けるなよ」
「ぇ?どうして?」
「分かんねぇのかよ」
「ぇ?」
首を傾げていると私の耳元に先輩の唇が近づいて
「オマエは俺だけでいい」
私の顔は耳まで赤くなった
「せっ先輩・・・」
「それだけ付けとけよ。」
「っ・・・ヒクッ・・・ッ」
「泣くなよ」
涙がとまらないの、先輩は腕を引き寄せて優しく抱きしめてくれる
何度も何度も「泣くな」って言って頭を撫でてくれる
「ッ・・・ヒクッ・・・先輩ッ・・・」
「ゴメンな、この前は」