先輩には「見にいきます」と一言伝え電話をきった

「先輩っ・・・」

私のことずっと優しくしてくれる、嫌いなら嫌いでいい中途半端な優しさなんて見せないでほしい
嫌いになりたいのになれなくなってしまう、どんどん期待してしまうから

私は涙を拭い眠りについた





「行くの?優空」

「・・・うん、行かなきゃね」

今、この状態はガッチリと真美さんに手を握られています。
昨日の事を話すと「当麻言っちゃったかぁー」って言ってた、やっぱ知ってたんだ

「じゃあ行くね!」

「うん。頑張って。」

「何を頑張るのよぉー!」

私はいそいでいつものベンチへ向かった
久しぶりにみる先輩のユニフォーム姿。じゃなくて!今日はジャージでした