「どうした。大丈夫か?」

電話の相手は先輩だった、なるべく喋りたくなかったのに・・・番号みとけばよかった。今になって後悔するのは流石に遅くて

「優空、明日放課後見に来い。」

「ぇ?何を・・・」

あまりにも簡潔で唐突すぎるから分からない

「サッカー」

ため息をした後先輩は低い声でこう呟いた
さっサッカー?!?!

「どっどうして?!」

「いつもみたいに俺を見とけよ。
見とかなきゃどうなるかは分かるよな?」

ぅ・・・見にいかなきゃいけない。
今、先輩口角を上げてニヤって笑ってるに違いない


なんでこんなに私に構うの・・・もう遊びならほっといて。