優空、なんて言うんだよ
何故か手を握り締めてる俺、ってなにしてんだ


「ごめん、当麻。」


申し訳なさそうに優空は幼なじみに謝った
ふぅ~よかった、よかった・・・?ぇ?俺・・・なに安心してんの?!

「アイツから絶対にオマエを奪うから」




なっなんですと?!アイツって俺だよな・・・?
優空・・・まだ俺の事。

『遊びなんですよね、私』

この前泣きながら優空はこう言った、その時は忘れていたけど・・・俺クラスの友達に言ったよな
ぁー・・・シクった。アレには訳があったのに



俺はコーヒーを飲み干し一足さきに店を出た