「とっ当麻・・・?」

何言ってるのか分からない。当麻・・・どういう事?

「そのプレゼントはお前へのだよ。優空、好きだ」

今日買ったプレゼントは私へのプレゼントだったなんて・・・。本当に私が好きなの?


「優空、アイツなんかやめとけよ。」

「ぇ?・・・先輩の事?」

机に置いている私の手を握り、ずっと見つめている。

「ごめん・・・当麻。」

この言葉しか言えないよ、当麻・・・。
だって先輩にあんな言葉を言われても好きの気持ちは変わらない

「・・・けど諦めねぇよ。俺、絶対にアイツからオマエを取るからな」

「・・・」

いつもの調子に戻った当麻を私はただ見つめていた___