当麻が喋りだすのをジーッと待つ。

「とっ当麻ぁ?!」


あまりにも長いから声かけちゃったじゃん。当麻は「ぁあ、言うよ。」って・・・早く言って下さい。


「・・・コレ、はい」

「ぇ?・・・コレ。」


私はその袋を見て首を傾げる。だって私の目の前にある袋・・・さっき当麻の好きな人にあげるプレゼントだったもん

「なっなんで?コレ・・・」

「あげるよ」

ぇ?どういう事?・・・それ好きな人に渡す奴だよね?なにがなんだか分からなくなってきた。けどね、当麻がね・・・



「俺はオマエが好きだ。」

って言ってきたの。ジッと私を真剣に見つめる瞳は嘘じゃない、当麻が私を好き?