「オマエ、鼻血出してぶっ倒れたんだってな。」
隣で腹を抱えて笑う幼なじみの当麻。なんでそんな笑うかな?
「・・・何よ。うるさいな」
「マジウケる。絶対、嫌われたろ」
ずっと笑う当麻に腹蹴りをいれ、フンッと鼻で笑う
「うるさいなぁ~、いいでしょ。」
「まぁ、頑張りなさいよ~。優空ちゃん!」
ニタッと笑い「じゃあな」といい帰って行った。
なにアイツ。最低だな・・・なにニタッって笑ってるのよ!
ガチャッ
「はぁ~・・・」
玄関に入るとお母さんが出迎えたけど、顔見ただけで階段を登った。
白坂先輩とまた喋れないかな?
毎日、練習見にいこうかな。

