想いっきり笑顔で先輩に言う、先輩はフッと笑って

「コレ、はい。」

「なっなんですか。コレ」

包装紙に包まれた箱。先輩は「開けな。」と静かに言ったので私は包装紙を綺麗に外す

「・・・先輩、コレ」

「ん。おめでと」

中に入っていたのは私がすきなブランドのネックレス

「優空、よくそこのブランドのモノつけてるだろ。だから」

「ありがとうございます!家宝に持っていきます!!」

「ぷっ。大げさ・・・」


先輩は笑うけど、こんな幸せな事ない。
先輩は私のこと好きでいてくれるって思ってもいい?
本当に彼氏と彼女なんだって思っていいの?



「優空。」

優しく微笑み私の頭を撫でた彼。