「つ~いた。ココ」

着いた先は都会から少し離れた浜辺?

「どっ何処ですか。ココ」

「ん、俺の地元」

「ぇ?!先輩の地元・・・」

嬉しい。先輩が自分の地元に私を連れてきてくれるなんて

「ココの浜辺でよく遊んだ。」

「そうなんですか」


先輩の話を聞くだけで笑顔になる。先輩の足跡を踏みながら影を追った
先輩は何も喋れないけど、それだけで安心できるような・・・とても居心地がいい。



「優空。」

名前を呼ばれ、先輩を見る。
ジッと見つめられ目を逸らす

ペチッ

「痛ッ」

「行くぞ。」

痛いですよー、なんで頬を両手でペチッと叩くんですか。
ブツブツ言ってると先を進んでいる先輩がなにか言ったので急いで着いていく


「先輩!大好きです!!!!」