「ギャぁー!!やめてください!!」

先輩は自分のケータイを私に見せる
そのケータイの画面にはさっき撮ったであろうアタシが目を閉じてキスを待っている顔が映っている
めっちゃ恥ずかしいんですけど。

「超待ってるなぁ~。」

「けっ消してください!!」

手を動かす先輩を追いかけているとチュッとリップ音が部屋に響く

「・・・ッ」

「コレでいいだろ?怒るなって」

「・・・ッ!」

真っ赤になった顔を隠しながら口を尖らす
キスでアタシを大人しく!?
もぉー自分が子供っぽい。なんか怒る気にもなれないや

「許します!!その代わり一緒に寝てください」

「どぉぞ。いつでも一緒に寝ますよ?」

先輩は両手を広げ私が抱きついてもいいと許可をくれているみたいだ

「でもいじめちゃうかもよ?」

先輩は私を抱きしめながら妖艶に微笑んだ