「はぁ~。眠くなっちゃった」

欠伸をしながら髪の毛を乾かす
1日目は2人で色んなことしてました!!
明日はホテルを朝出たら、この土地の観光です。
先輩といっぱい写真撮ろぉーっと。っていうか先輩だけを撮る!!

「俺が乾かす」

1人でボーッとしてると先輩が私の後ろに来ていてドライヤーを持っていた
先輩に乾かされるなんて恥ずかしい・・・

「顔赤い。・・・今日、楽しかったな?」

「はいっ。先輩といれてよかったです」

背中から感じる先輩の体温
足でアタシをはさみながら髪を乾かしてくれてるので結構密着してます

「俺さぁー・・・恋ってすげぇなって思う」

「ぇ?いきなりなんですか!?」

ビックリして先輩の方へクルッと向いてしまった
急にどうしたの!?先輩・・・

「ん?なんか、俺・・・本気でオマエの事好きだから」

ドライヤーの電源を消して静かな部屋に聞こえる先輩の声

「せっ先輩・・・」

そんなストレートな告白。
アタシ、泣いちゃいますよ
こんな事思ったときには遅くて、もう涙が頬を伝っていた