「ぇ?・・・」

先輩は口元に手を置きながら喋ってる

「ソレって・・・」

「ああ~!!聞かなくていいだろ?ほら、ごちそうさま!」

話を終わらせるように先輩は何も残っていないお皿を私に渡した

「ぁ。はい!今から食器洗ってきまぁ~す」

「俺も行く。行くときに兄貴にあったらとんでもねぇ」

そう言いながらあたしの後ろをついてきた
そして食器を洗うが・・・

「先輩、抱きつくのはやめてもらえます?洗いにくいんですけど」

「嫌」

そっ即答ですか。
なんか耳元で先輩の吐息がかかって食器落としちゃいそう

「あっあのアタシ・・・」

「ん?」

ひゃぁー。と・い・きがかかる!!
どうすればいいの?

「こっコレ一緒に洗ってください!ほら」

「ぁーうん」

洗いかけのお皿を先輩に渡してなんとか離れてくれた
ぁ~よかったぁ。けど体が当たってるからドキドキするけど、まぁいっか。
2人で仲良く食器を洗った・・・アタシはドキドキしながらだけど?