--------優空side------------

真美にメールで●▼公園へって言われたから来てみたら・・・真美いないじゃん!
なんでぇー・・・っていうか先輩と大葉さんいるし。
もう泣きそう。なんでこの2人を見てなきゃ行けない訳?

「優空。来い」

「・・・ぇ。でも今お話中」

「いい。オマエとの話が肝心なんだよ」

何ソレ。
別れ話?大葉さんの事が好きだって改めて言う訳?
渋々私は2人が座っているベンチへチョコンと座った

「おい、りん」

ヤダ。聞きたくない
2人で何かするの?もう私が入る隙間はないって言いたいの?
ネガティブ発想が頭を巡る中、りんさんが口を開いた

「・・・ごめんなさい。優空ちゃん」

「・・・・・・・ぇ?」

いっ今なんていいました?

「あっあの!」

「ごめんなさい。アタシが全部仕組んだ罠なの・・・このブレスレットもあの電話はただ玲衣君のケータイが落ちただけで・・・イジワルしちゃったの。ごめんなさい」

「・・・そっそうだったんですか」

先輩の話によるとあのブレスレットは大葉さんが宝石会社の両親に頼んで作ってもらったらしい
なんか一気に肩の疲れが取れた気がする