「・・・」

「ちょっと優空。大丈夫!?」

「・・・」

壁にもたれ掛かれ息をするだけで体力が奪われちゃいそうな・・・そんな気分

「優空!!聞いてる?」

「・・・ぇ?ごっごめん」

「聞いてなかったんだ。いいよ・・・それにしても大丈夫?」

アタシの隣に同じように腰掛けさっき自販機で買ったいちごオーレをくれる真美

「うん。・・・もう大分マシ」

「そっか・・・」

真美は何も言わなかった
アタシが強がっててもただ隣にいてくれた
アタシの事・・・何もかも悟ってくれているような。そんな気がした

「ねぇ、優空?・・・本当によかったの?」

「ぇ?先輩の事?」

「うん。あの日から3日経つけど?」

「・・・もう3日も経ったんだ」

最近はただ学校行って勉強して家帰って寝るってだけだったから・・・何も考えてなかった

「先輩・・・何も言ってこないもん。それぐらいの存在だったんだと思う」

「優空」

真美はアタシの傍でずっといてくれた