「ぁ。そうだ、今日先輩サッカーしてるって言ってたから見にいってくる」

「ぉ、いってらっしゃい。アタシも今日陸人君とデートなの♥」

「幸せだねぇ~。じゃ、行くねっ」

なんか最近、肌がツヤツヤしている真美を放って置いて、先輩達が練習をしている場所へダッシュで急ぐ
久しぶりに先輩のサッカーしている姿見れちゃうなぁ

「いたいた、先輩」

どんなに人がいても私はすぐに先輩を見つけれると思うな。
でも、何でブレスレット返してって言ったんだろう
ま、深く考えるとアタシはネガティブになっちゃうから何も考えないでおこーっと。

「あれ・・・大葉さん?」

休憩に入ったみたいで先輩にタオルを渡してなにやら楽しそうにおしゃべりをしている大葉さんを発見!!
チクッと痛む胸

「ぁ・・・」

そして私と目が合い、悪魔のような笑みを浮かべた
・・・様な気がした

「恐っ・・・なんかヤダ」

先輩が傍にいなくなって大葉さんが恐すぎる
きっとアタシの事を敵対視してると思う