「ぁ~眠ッ」
季節は秋の終わり。
紅葉だった木々たちも枯れ葉さんになって散っている途中
「ってか優空最近どーな訳?」
当麻が自動販売機で買ったいちごオーレを飲みながら私に聞いてきた
「どうって何ですか」
「先輩とだよ。」
「んー、最近もっと勉強に負われている日々で。会えてないよ」
「あ~あ、今だけ俺が彼氏になってやろうか?」
当麻はフザけた調子で私をからかう
ムカつく
「バカな事言わないでっ」
「冗談だっつーの。」
「冗談じゃなかったらもう当麻と縁切るからねっ」
ぷいっとそっぽを向く
するとそこに幸せオーラいっぱいの真美が登場
「当麻、優空からかっちゃダメ~」
「チェッ。オマエも優空も彼氏できて変わったよ、俺も欲しいなぁ~。彼女」
拗ねたことものように体操座りををして砂をいじくってる
プッ、笑っちゃう・・・