---------優空side----------
何か訳があったのかは分からないけど先輩からブレスレットを預けて手首が寂しくなったような気がした
なんか・・・鎖が放された感じ。けど先輩は
『鎖が放されても俺とオマエは一緒』
って言ってくれた時に安心できた
「今日は、短い時間だったけどオマエに触れれてよかった」
「はい。アタシもです、いつでも呼んでください。すぐに駆けつけます」
「何ソレ。けどサンキュ、オマエが寂しくなったら俺はいつでも駆けつけるからな?」
「はいっ!すぐ来てくださいよ~?」
「当たり前だ」
そう言っては優しく抱きしめてくれた
先輩に包み込まれるたびに不安は消える
大丈夫だ、私はどんな事があっても先輩を信じる
けど、私はブレスレットを預けた事で大きな不安がやってくることなんて知らなかった