「ぇ?どうしたんですか」

俺は優空のブレスレットを握り優空を見た

「そのブレスレット俺に預けててくれねぇか?」

「ぇ?あっ預ける?」

「ん。お願い」

これには訳があんだよ
ブレスレットを優空が俺に渡してくれる

「なんか先輩から手放された気分です」

「ぁ?そんなんじゃねぇーよ、大丈夫だっつーの」

少し乾いたような笑いを優空は浮かべる
なんか寂しいじゃん。
俺が優空を手放す訳がねぇー

「鎖が放されても俺とオマエは一緒。繋がってるからな?」

「はい。分かりました」