「ってか、玲衣の彼女だから・・・って思ってるのに。その姿やばい」

「へ?」

そう言ってギュッと手首を握った
ぅッ、なっ何するの?!

「・・・嘘。ごめん、ごめん」

「びっビックリしましたよ~!!」

もしかしたらキスされちゃうのかな?
とかビックリしたけど城田先輩は「玲衣の彼女には何もしないって」って笑ってる

「優空ちゃんは超良い子だからなぁ~」

そう言ってヨシヨシ頭を撫でてられている

「ぁ。乾燥機に入れてた服、乾いた。はい、これ」

「ありがとうございます」

先輩に渡された服を着て先輩に挨拶をする

「色々教えてくれてありがとうございます。アタシ、どんな事があっても先輩を信じます」

「うん、優空ちゃんが玲衣の1番傍で支えてあげて」

「はい!!ありがとうございました」

少し晴れた気持ちで先輩の家を出ると外も晴れていた

「虹っ!」

空を見ると綺麗な虹。
大葉さんの事は気にしなくて良い
アタシは先輩だけを見ているから