「俺は、松田優太。よろしくね、玲衣君」

ニコッと俺に微笑む優空の兄。
ってか、優太さん。カッコいいし。ちょっとチャラいけど
全員に挨拶をされなんか恥ずかしくなる

「白坂玲衣です。よろしくお願いします」

「それにしてもイケメンだねぇー。玲衣君」

「優空の彼氏なんて勿体無いわよぉ~」

「なんだ。俺じゃ不満か?」

「ぇ?違うわよ~玲衣君は目の保養」

散々言われている俺達。
でも、コレって一応家族公認だよな?

「玲衣君、優空をよろしくお願いします」

ペコッと俺にお辞儀をする優空のお義父さん
優空は俺の手をギュッと握り締めて俺もその手を握り返した

「はい。優空の事をずっと守ります」

ニコッと微笑むと松田家が「ぉ~」と歓声を上げた