「都く~ん、ご飯のリクある?」

「ん~・・・優空の飯なら何でもいい」

「わっ分かった」

・・・そう言ってくれるのは嬉しいけど。1番「何でもいい」って言う返事が困るんだよね。先輩に聞いてみるか

「先輩、何かリクありますか?ご飯の」

「ん~・・・何でもいい」

「・・・」

そっそうですか。
一分前ぐらいに聞いたんですけど!!

「じゃ、文句言わないで下さいね」

「言わねぇーよ。何でも嬉しいぜ?」

先輩はクルッと私の髪を指に絡めてイジワルに微笑んだ

「わっ分かりました。作りますね!!」

「ん。待ってる」

先輩はニコッと笑い、テレビに視線を向けた
はぁードキドキした。めちゃくちゃ美味しい料理作っちゃおう!!