本気で心配をしてくれている白坂先輩。こんな美男にボール蹴られても全然オッケーですっ。優空ちゃん今は超ハッピーですよ!!

「なに、笑ってんの。はいティッシュ」

「へ?」


笑ってましたか。すいません・・・ティッシュを受け取り鼻に突っ込・・・んでいいの?先輩の前で突っ込んでいいんですか。鼻にティッシュを


「早く。すれば、血出てる」

無愛想に言ってくるけどこの言葉が幸せです!!


「・・・すいましぇん。」

なんか申し訳ない気持ちで鼻にティッシュを突っ込む。なんか・・・悔しい


「オマエ、1年だろ。名前」

名前・・・ですか!!私の名前を聞いてくださるの。もしかしたら『優空か、可愛い名前だ。付き合ってくれ』とか言われたりしてぇ~!!

「ちょっ鼻血もっと出てるって。」

「すいません!名前は、松田優空です。優しい空とかいて優空です」

「優空か。」

ぉっ。妄想どおりの言葉だ、先輩『可愛い名前だ。付き合ってくれ』と言ってください!!


「ゴメンな。ぶつけて、もう大丈夫か?」

「ぇ?」

可愛い名前だ!って言わないの?心配は嬉しいですけど・・・