「せっ先輩・・・」

ギュッと抱きつくと優しく抱きしめ返してくれる

「アタシも充電切れです・・・癒して下さい」

「そう?じゃ、遠慮なく充電しあおうぜ?」

悪魔のような・・・だけど優しい笑みで私に言った

「はい。たっぷり充電しましょ?」

「・・・っ。オマエその顔反則だから、な?」

「ぇ?」

意味が分からなくて首を傾げていると呆気なく唇を奪われた
強引だけど全然嫌じゃなくて・・・むしろもっと求めちゃうぐらい

「せっ・・・せんっぱい」

私は先輩の腰に回していた手を首に回して、もっともっと先輩を求めていた
スキって言うのは分かってるけどやっぱ寂しかったんだ・・・アタシ。

「・・・先輩・・・好き」

唇が離れると私は耳元でそっと囁いた

「・・・」

「アレ?先輩・・・赤くなってますけど?」

先輩の耳はわずかに赤い
もしかして照れてるの~?!

「可愛いっ」

「可愛いとか言うなよ」

私と目を合わせようとしない先輩が突然愛しくなってきた

「もっとその顔見せてくださいよ~!!」

「・・・無理」