「じゃあ行ってきまぁーす」

「いってらっしゃい!!」

「早く帰って来いよ~」

朝9時半。
先輩と都君に見送られ家を出た。
もちろん、用事とは昨日の電話の件。集合場所とかしか知らないからなんか緊張してるんだよね

「ぁー何の用事なんだろ」

大変な事じゃなかったらいいけどね、まぁ大丈夫でしょ。
私は駅前で真美を待った

10分後___

「優空~!!ごめんねぇー待ったぁ?」

「ぁ。真美ぃ~、久しぶり♪」

話が噛み合ってません。お2人さん
なんか久しぶりに会ったからかな?なんか真美がめちゃくちゃ可愛く見えるんですけど。

「なんか今日張り切ってない?どうしたの?」

「ぇ?分かる?えーっとね、まぁ秘密」

人差し指を唇に当ててニコニコしてる真美。
かっ可愛い~・・・っ!!

「ま、着いてきて」

「わっ分かった・・・」

今日の真美の服装は茶色い髪をゆるく巻いていて襟付きのドット柄ワンピースに水色のハイヒールを履いている。なんていうか・・・“夏の女”って言うの?そんな感じ。
私は気分が乗っている真美を横から見つめていた