--------玲衣side------
マジありえねぇー。
なんか優空の機嫌が悪かった
「先輩~ココ教えてください」
「ぁ?こんなんも解らねぇーのかよ」
最近、ずっと都人が俺に勉強を教えてくれと強請ってくる
だから優空といれる時間がねぇーっつんだよ
アイツは勉強するねぇーとか言って2階上がって俺と都人2人っきりだし
「優空・・・嫉妬かな。俺がずっと先輩取ってるから」
「ぇ?嫉妬・・・?」
優空が嫉妬・・・してるのか?
は?なんで男に嫉妬してんだよ!!バカか
「ま、俺は先輩とか興味ないですけど」
「は?もう教えねぇーからな!!」
ゴツンッと頭を一殴りしてやった
そしてその後優空は「明日用事がある」と言い、俺が自分の気持ちを凄い勢いで喋ってしまい
「俺はゲイじゃねぇーし!!」
と皆分かっていると思う一言を口にすると急に優空の顔がパアッと明るくなり
「先輩!!ゲイじゃなかったんですね!!!!!」
って笑顔で言ったんだ。
俺はただ大きなため息しか出なかった