「そうなんですか」
「何ニヤけてんだよ」
「ニヤけてませぇーん」
クルクルと回りながら顔のニヤけを直す
だって独り占めしたいって事でしょ?先輩・・・最高すぎるでしょ
「まぁ、もういないと思うし。プール入ろうぜ」
「ぇ。先輩泳げ・・・っ」
泳げないんじゃないですかって言おうとしたら手で口を押さえられた
「それ以上言うなよ」
「・・・すみません」
手が離れたら直ちに謝った
まぁ先輩がプールに入りたいって言うなら入りましょうか!なんか上から言ってるけど
そしてまた多くの人で賑わうプールへ入っていった
「ぁ。玲衣く~んと優空ちゃん!」
「・・・ゲッ」
この人を避けて逃げたのにすぐに会っちゃうなんて・・・
先輩は思いっきり不機嫌な顔をした。いつも仲良くしてるのになんでだろうね?