「ぁープールはいいですね」

今は売店で買ったそばを食べている途中。
結構遊んで先輩が「腹減った」って言ったから休憩タイムにしました!!

「・・・ぅわ」

「ぇ?どうしたんですか」

私の正面で食べていた先輩が突然“ヤバイ”みたいな顔をしだした

「ちょっと来い」

「へッ?!」

先輩はお箸を置いて私の手を握って全力疾走!!
えーッ?!何がどうなってるか全然分からないんですけど。説明してぇー

「ハァーハァー」

「ごめん、走らせて」

「いえいえ。でもどうして?」

プールがない休憩広場みたいな所へ来た、人通りは少ない
荒れた呼吸を整えながら気になった事を伝えた

「ぁー涼がいた」

「ぇ?!城田先輩ですか?!」

「ん。サッカー部の連中と来てて・・・」

城田先輩がいたんだぁー、でもなんでそんな“ヤバイ”みたいな顔したんだろう

「別に逃げる事なかったんじゃないですか?」

「ぁー、なんかオマエのビキニを涼とかに見せたくなかったからな」

ドキッ!!
ソレって独り占めしたいって事ですか?