-----玲衣side-----------

更衣室から出てきた優空にカラダが固まってしまった
すっげぇー可愛すぎる、こいつスタイルめちゃくちゃ良いからビキニが似合う!!
なのに「変ですか?」とか泣きそうな顔してるし

「すっげぇー似合ってる」

「ぇっ?!ほっ本当ですか?」

「嘘な訳ねぇーし。このままずっと抱きしめておきたいぐらいだけどな」

「フフッ。嬉しいです」

さっきまでの悲しそうな瞳は何処へやら俺の事を見てずっとニコニコしてる
こんな甘系のビキニ反則だろ・・・男どもがジロジロ見てるっつーの

「じゃー行こうぜ。」

俺が差し出した手をギュッと握り2人でプールの中へ入った

「キャッ。冷たぁーいけど気持ちいいっ!!」

プールに入るにつれ子供っぽくなった優空、今は俺に水を何度もかけて遊んでる。ソレに返すように俺も優空へ水をかけている。この水かけが優空にとっては相当楽しいようで・・・ずっと笑ってるし。
俺はこの楽しそうな顔を見てるだけで満足なんだけどな

「先輩ももっと遊びましょーよっ!!楽しいですよぉー」

プールサイドへ座っていた俺に近づきプールの中へ入らされる
ぅわっ、冷てぇー。俺、実はプール嫌いなんだよな。昔親父と行ったときに泳げないのに手を離されて溺れたっつー嫌な思い出があってまだ引きずってる、超しょうもないんだけどな。

「さぁー流れるプールへゴーっ!!」

俺が泳げない事も知らずに俺を引きずりながら流れるプールへ移動した

「優空」

「何ですか?」

「手ぇ離すなよ」