朝、目を覚ますといつもと変わらない朝・・・ではなくて隣には美男が寝ています

「ん~・・・先輩だ」

朝起きると大好きな人の顔があるなんて幸せだな、アタシったら。
1人でニヤニヤしちゃうよ~、それにしてもジーッと見てても先輩は起きない

「こんな人が彼氏だなんて」

スッごい睫毛が長くて顔に影が出来るぐらい、少し色素の薄い茶色い髪。

「ぁーチューしたいかも」

ウズウズしてくるこの気持ち。
まぁ昨日はずっと先輩の傍にいれた、あんまり覚えてないんだけどね。起きたら普通にベットで寝てましたからね。

「しても・・・バレないよね?」

先輩見る限り、ぐっすり寝てるし・・・。
私は少し動けば唇がくっつくぐらいの距離まできた

「・・・好きですよ、先輩」

愛の言葉と一緒にチュッと唇を重ねた
先輩・・・起きてない?もう一回ぐらいできるかも

「・・・大好きっ」

もう一度眠る先輩の唇に口づけ

「恥ずかしいっての。」

「ぅわっ、起きてたんですか?」

「そりゃジーッと見られてたら寝てても起きるよ」

ふわぁーと欠伸をしながら先輩は私にニコッと微笑む