「先輩・・・好きですよ」

「ん、知ってるし」

フッと軽く笑いアタシの濡れた唇にそっとソレを重ねた
すぐに離れてニコッと笑いあう、顔は見えないけど今笑ってるよね?先輩

「じゃあ、お返しに」

「ぇっ?!」

先輩の目を隠してそっと口づけをした
久しぶりに自分からキスしたかもっ!!唇を離れると先輩は頭がかゆいのか頭をかいていた

「先輩~?頭、かゆいんですか?」

「そんなんじゃねぇー」

どうしてそんな焦ってるんだろ、不思議だ。
首を傾げていると先輩は私の手首を掴みお風呂場を出た

「電気つけていいか?」

「だっダメです!!アタシが先に行くのでソレまで待ってて下さい」

「ぇー・・・」

急いでタオルを取り体を軽く拭いて服を着る
先輩に見られちゃうなんてとっても恥ずかしいもん!!

「おっ終わりました!!ではごゆっくり~」

先輩の体を極力見ないようにして先輩の傍から離れる
だって少し見えちゃったけど超良いカラダしてますもん!!すぐにケータイとって写真撮りたくなっちゃからね。

「はぁー・・・」

こんな夏休み、アタシ心臓持つかなぁー?