--------優空side-----

今はお皿洗い中です、先輩にも都君にも喜んでもらえたからよかった

「優空~♪」

「先輩・・・ゆっくりしてていいですよ。もう少しで終わるんで」

先輩をリビングへ送り出そうとしたけどギュッと抱きしめられた

「せっ先輩?!」

「・・・いつもこんなんじゃねぇーけど、今日だけ甘えさせて」

「・・・はい」

先輩の爽やかな香水の匂いが私に染み付いてくる
先輩の腰に腕を回して強く強く抱きついた

「先輩・・・好きです」

「ん」

「こんな一緒にいれるなんて幸せですね」

「だな、それにオムライスの魔法・・・ありがと」

「いぇ、その場でキスして欲しかったんですけどねー」

ハハッと冗談まじりで喋ると先輩がボソッと呟いた

「そんな理性とばすよーな事言うなよな」

「・・・ぇ?」

言った意味が分からなくて首を傾げていると呆気なく唇を奪われた
首に手を回してついばむように唇を重ねてくる

「せんっ・・・ぱい」

久しぶりの甘~いキスに立てなくなってきた
空気を求めて口を少し開けるとすぐに入ってきて絡まる舌先
そしてキスをし続けた後やっと唇が離れた

「ふぅー・・・」

「優空、一緒に風呂入ろうな♪」

「はい・・・ってえ?!」

軽く流されそうになったけど今先輩なんて言いました?
アタシはいつもと違って大胆な先輩をただ見つめていた